模試の感想文ですって

 各クラス室長は感想文書かないといけないですって。

ってことで考えたんですけど

 10月16日、例年よりも肌寒い、その日、駿台模試が行われた。

昼食を終えた後からだったか、なにやら教室が異様な雰囲気になりつつあった。

クラスの1/8程度が頻繁に咳をしている、かくいう自分も全身を気怠さに襲われ、そしてまた時折咳を吐いている有様だった。

ここまで来ると単なる風邪というわけではなく、インフルが蔓延しているのではないか、と自分を含め周りの人間も疑問に思い始めていた。

-テストに集中できない-

正直、帰りたかった。

そう思ったとき、自分はふと左の席に目をやり、そして自らの目を疑った。

-座席が無い-

某N君の机と席が無いのである。

-おまえの席ねぇから！-

いじめを題材にした某テレビドラマの一節が頭をよぎった。

彼の机は校庭に投げ捨てられたわけでは無く、すぐ横の廊下に在った。そこには彼も居た。

彼はひどく咳をしていた。インフルエンザを移さない為に廊下で受験するのだという。

彼の決意を見た自分、その周りの皆は、自分だけおめおめ早退するわけには行かない、と強く思ったのである。

-結果、月曜日に10名以上の感染者を出し、学級閉鎖になったのは言うまでもない-

この物語文を通して言いたいことは、つまり、体調管理に気をつけろ、ということだ。

いくら本番の為に勉強しても、実戦でその力を引き出せなければ意味はない。

この模試を通して、体調管理の大切さ、インフルエンザの猛威を身を以て体験した。






物語文になってますねごめんなさい。ってか没ですね、ハイ。

いまから作り直してきます。